「おにぎらず」が今年の日本の世相に最もマッチ
株式会社ぐるなび総研は、「食」をメインテーマに様々な調査や研究を行い、その成果や提言を広く発信している。そして今回、今年の日本の世相を反映し象徴する『2015年 今年の一皿』に「おにぎらず」を選定したことを2015年12月7日に発表した。
『2015年 今年の一皿』に「おにぎらず」「スーパーフード」「なまずの蒲焼」「のどぐろ」「クラフトビール」「ジャパニーズウイスキー」がノミネートしたことが2015年11月9日に発表された。調査対象は飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の月間5,200万人のユニークユーザーと、1,354万人のぐるなび会員だった。
クラフトビールを扱う飲食店は2.4倍増
「今年の一皿」は、その年に話題になったことに加え、社会の動きと関係が深く、世相を反映し、さらに食文化の記録として後世に受け継ぐ価値があることを基準に選定されている。
今回「クラフトビール」がノミネートした理由は、2015年はビール大手各社が相次いでクラフトビール業界に参入し、各地でビアフェスタも多く開催されたため。クラフトビールの取り扱い飲食店は昨年対比で2.4倍に伸びていることも理由にあげられた。
また国内のビール市場は縮小しているのに対し、職人が高品質かつ多種多様に造り出すクラフトビールは地域性や色・風味をじっくり楽しむという付加価値が消費者のニーズにマッチし、地域を活性化する切り札になる可能性もノミネート理由になっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ぐるなび総研 プレスリリース
http://www.gnavi.co.jp/release/20151207.pdf