『クラフトビール革命』刊行記念イベントが開催
ブルックリンブルワリー創業者、スティーブ・ヒンディ氏の著書『クラフトビール革命』(和田侑子・訳/DU BOOKS・刊)刊行を記念したイベントが2015年12月13日(日)19:00から本屋B&B(東京都世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F)で開催される。
同イベントは一歩突っ込んだ視点で日本の「クラフトビール革命」を考えるため、クラフトビール「馨和 KAGUA」、「Far Yeast」を販売しているFar Yeast Brewingの代表・山田司朗氏を招き、Jinya Kumagai氏を聞き手に開催される。
Jinya Kumagai氏は国際ビール審査員であり『Japan Beer Times』誌の上級記者として数多くのクラフトブルワリーを取材している。
会場では同イベントのために特別に仕入れたクラフトビールを数種類販売。さらに各種の塩とビールの味覚の調和を楽しむ「ミニ・マリアージュ」講座も実施する。入場料は1500円、1ドリンク500円で提供される。
50年かけて2兆円産業に成長したクラフトビール産業
クラフトビール・ムーブメントの始まりは1965年、フリッツメイタグ氏が倒産寸前のビール会社「アンカー・ブルーイング社」を買収し、アメリカで初めてクラフトビールの醸造所として立て直しを始めた年と考えられている。
1965年から今年で50年、山田司朗氏によると「50年かけて2兆円産業に成長したモノを『ブーム』とは呼ばないだろう」とのこと。同イベントでは山田司朗氏の実体験もふまえたマイクロブルワリーの起業について、『クラフトビール革命』に登場するテーマを巡りながら日本のビール業界の立場から考える。

山田司朗 X Jinya Kumagai 「クラフトビールはなぜ盛り上がっているのか?~近年の最重要書籍で読み解く~」『クラフトビール革命』刊行記念(Peatix)
http://peatix.com/event/130344