「産・官・学・民」が連携、「なりわい」と「賑わい」を取り戻す
アサヒグループホールディングスが、宮城県東松山市沿岸部にて大麦の栽培を始める。東日本大震災の被災地復興への取り組みだ。
「希望の大麦プロジェクト」は、アサヒグループと東松山市、東北大学、東松山市民の「産・官・学・民」が連携した取り組み。被災した土地の有効利用と高付加価値作物の育成を行い、被災地の「なりわい」「賑わい」を取り戻すことを目的としている。
ビールで乾杯!希望をつなぐプロジェクト
プロジェクトは昨年4月からの実証試験を経て、今年初めて収穫に至った。大麦は、被災地沿岸部の旧公園用地で栽培している。
試験栽培では、アサヒグループが選定大麦4種を東松山市で栽培した。収穫したビール麦は宮城県加美郡の「やくらい地ビール製造所」と連携し、東松山地ビールで醸造する予定だ。
プロジェクトを通して地元農家の収入増加の機会と、その関連産業での雇用機会の増加が期待できる。非生産的な土地での栽培によって再び人と土地が結ばれる。ビールで乾杯することで「賑わい」が生まれる。
アサヒグループは、今後もこのような「希望」を目指して、「希望の大麦プロジェクト」を進めていく。
(画像はニュースリリースより)

アサヒグループホールディングス
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