東北復興支援ビールの第2弾
世嬉の一酒造株式会社が運営するいわて蔵ビールは、「渚咲~Nagisa~」ビールの販売を開始。同ビールは、東北復興支援ビールの第2弾として醸造されたもの。価格は330ミリリットル入りで税別518円。
「奇跡の浜ユリ」
渚咲ビールに使用されているのは、岩手県釜石市の花である「浜ユリ」から採取した酵母。釜石市は2011年の東日本大震災で津波の被害を受けた。
このとき、同市の佐須地区蛇島に群生していた「浜ユリ」も同様に津波の被害を受けたが、2012年もきれいな花を咲かせたことから、「奇跡の浜ユリ」と呼ばれるようになった。同市ではこの浜ユリを使用した商品開発を行うため、「釜石はまゆりプロジェクト」をスタート。
渚咲ビールは、同プロジェクトの商品として開発された。同ビールは浜ユリのようなこはく色をしており、華やかでフルーティーな香りと飲みやすさが特徴。なお「渚咲ビール」の名前は「渚に咲くビール」に由来。
北里大学の研究所が協力
東北復興支援ビールの第1弾は、2012年に販売を開始した「福香」。このビールは、釜石市にある北里大学の海洋バイオテクノロジー釜石研究所において、研究サンプルとして保管されていた石割桜の酵母を使用したもの。渚咲ビールの開発においても、同研究所が関わっている。
(画像はプレスリリースより)

プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/82295渚咲~Nagisa~
http://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/Nagisa世嬉の一酒造株式会社
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