LGBTの理解と支援 メッセージを込めてロンドン・ソーホーでデビュー
11月5日、スコットランドのBrewDogから、トランスジェンダー・ビール「NO LABEL」が発表された。
このビールは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなど、社会的な性と生まれながらの性が一致しないLGBTと呼ばれる人々を理解し、支援する目的でつくられた。このようなコンセプトでのビールは世界初となる。
収穫前に“性転換”したホップを使用 多様性のある新しい価値を提案
NO LABELはクラシックなケルシュスタイルをベースに、トロピカルなパイン風味に仕上がっている。
使われているホップは、収穫前に“女性から男性に性転換”したホップ。LGBTをはじめ、さまざまな人々が混在する現代社会をモチーフにしたという。また、エールタイプのビールは冷蔵室での熟成を経てラガータイプの風味も加わってくることから、多様性のある“男女の垣根を越えた、新しい価値”も表現した。
NO LABELは、11月6日深夜0時、ゲイエリアとして有名なロンドンのソーホーで販売をスタートした。その後、イギリス国内すべてのBrewDogバーで提供される他、オンライン販売も行っている。NO LABELの売上げは、LGBTの支援団体に全て寄付され、LGBT支援に活用する。
(画像:BrewDogウェブサイトより)

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