10月30日付け
日本クラフトビール株式会社は10月30日付けで、Far Yeast Brewing株式会社に社名を変更することを発表。なお社名変更には、同日開催予定の定時株主総会において商号変更が承認されることが条件となる。
KAGUAとFar Yeastを販売
同社は2011年9月に創業。自社では醸造所を所有しておらず、「馨和 KAGUA」をベルギーの醸造所に、「Far Yeast」を日本国内の醸造所にそれぞれ委託して醸造生産を行っている。
「馨和 KAGUA」のコンセプトは、「和の馨(かお)るエール」。原材料には山椒(さんしょう)や柚子(ゆず)が使用されており、ハイアルコールからくるしっかりとしたボディと柔らかな炭酸が特徴的。
「Far Yeast」のテーマは東京。特徴は、2種類のアロマホップからくる上質な香りと、バッチ(仕込み)ごとに異なるレシピ。
狙いは
これまではファントムブルワリーとして活動してきた同社であるが、現在自社の醸造所を日本国内で立ち上げる準備が進行中。社名変更は、今後同社をクラフトビールの「造り手」としてより明確にするために決定した。
新社名に採用された「Far Yeast」には、同社のビジネスコンセプトでもある「ビールが生まれたヨーロッパから見れば極東である日本から、世界へ向けて魅力的なビールを発信していく」との思いが込められている。なお「馨和 KAGUA」と「Far Yeast」に関して、社名変更に伴う影響は一切発生しない。

日本クラフトビール株式会社 ニュースリリース
http://www.nipponcraftbeer.com/archives/11285日本クラフトビール株式会社
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