観光客への認知度向上を目指し、地元経済の活性化をアピール
金沢工業大学・経営情報学科がプロデュースする「金沢百万石ビール」が、10月3日と4日、北陸最大の野外ビールイベント「クラフトビア金沢」に出店。販売量は昨年比34%アップを達成した。
「金沢百万石ビール」は、同学科松林研究室による教育研究プロジェクト。地ビールの販売促進を課題に、調査・研究、戦略・ビジネスプラン策定、プロモーションなど実践を通して、学生がマーケティングを学んでいる。ビールの製造・販売は、「農業法人わくわく手作りファーム川北」が行う。
販売量1030杯 昨年比34%アップ
イベントでは、「金沢百万石ビールを消費することが石川県の地元経済の活性化に繋がること」を顧客にアピール。県内外、国外からの観光客への認知度向上を目指した。
15日、大学が発表した報告によれば、会期中の総販売量は1030杯で、昨年の769杯より34%アップ。販売量ランキングでは12位となった。
「金沢百万石ビール」は、石川県産の六条大麦と、手取川水系白山の伏流水を使用した、フルーティな味わいが特徴のクラフトビール。米特有のさわやかな口当たり「コシヒカリエール」、ホップの苦みとスッキリした飲み口「ペールエール」、麦芽の穏やかな苦みと豊かな風味「ダークエール」の3種類がそろう。
各種とも、350ml缶と330ml瓶タイプがあり、「農業法人わくわく手作りファーム川北」オンラインショップで購入できる。
(画像:わくわく手作りファーム川北ウェブサイトより)

大学プレスセンター/金沢工業大学
http://www.u-presscenter.jpわくわく手作りファーム川北
http://wkwkfarm.com/