初出品の「牛久ホワイト」も金賞!
日本地ビール協会主催の「インターナショナル・ビアカップ 2015」の発表が9月22日(火)に行われたが、牛久ブルワリー(茨城県牛久市)では4品種が受賞した。
牛久ブルワリーの受賞は次の通り。
金賞 牛久ホワイト(酵母入りライトアメリカン・ウィートエール ケグ部門)
金賞 ピルスナー (ジャーマンスタイル・ピルスナー ケグ部門)
銀賞 ブロンシュ (その他のベルジャンスタイル・エール ケグ部門)
銅賞 デュンケル (ミュンヒナー・デュンケル ケグ部門)
(シャトーカミヤHPより引用)
インターナショナル・ビアカップ2015では、13の国と地域から98ブルワリー355銘柄のビール類が出品された。
今回、初出品で金賞に輝いた「牛久ホワイト」は、地元産小麦「ゆめかおり」を使用し、やわらかい口当たりと爽やかな酸味そして麦の香りがふわりと漂う、とろみのあるビールだ。
地元に根ざした歴史ある醸造所
「牛久ブルワリー」は、国内初のワイン醸造場「シャトーカミヤ」のブルワリーとして1996年に誕生した。シャトーカミヤの創業者神谷傳兵衛氏の、醸造への情熱を今も守り続けている。
「牛久ホワイト」の麦芽とホップには、生の「ゆめかおり」が30%ほど混ぜられている。これはビールとしては非常に高い割合で、牛久ブルワリーでも初めての試みという。
また「ゆめかおり」は牛久市が、就農者確保や耕作放棄地解消を目指して開発したパン用の小麦だ。この地元産のパン用小麦で初めて造られたビールが「牛久ホワイト」だ。
「牛久ホワイト」は9月下旬から、「シャトーカミヤ」内のレストランなどで提供されている。10月下旬からは施設内の売店で瓶入りを販売する予定。
「シャトーカミヤ」は、豊かな緑と庭園の中にレストランなどが点在する美しい場所。日本一いや世界一のビールを味わいに訪ねてみたい。
価格はレストランが1杯(300ミリリットル)450円。売店は瓶入り540円(330ミリリットル)、いずれも税込み。

日本地ビール協会HP
http://www.beertaster.org/シャトーカミヤHP
http://www.ch-kamiya.jp/