湘南ビール、バレルエイジビールの醸造を開始

湘南ビールの醸造元である熊澤酒造株式会社は、同ビールの醸造開始から20周年を迎えるのを記念して、神奈川県内では初となるバレルエイジビールの醸造を開始することを発表。

バレルエイジビールの醸造開始に向けて同社ではウイスキー樽を購入。今回はその樽に、同社で年1回仕込みを行っているベルジャンスタウトとウィートワインを入れ、約180日間熟成させた。

同社では、ウイスキーの木樽でビールを熟成させることにより、ステンレスのタンクでは実現できない、甘酸っぱくて柔らかな味わいを表現することが可能になったとしている。

同ビールは、10月10日から12日まで同社の醸造所敷地にて開催の「湘南ビール誕生20周年記念オクトーバーフェスト」にて披露される予定。ビールは、300ミリリットル入りの瓶及び、15リットル樽での提供となる。瓶のラベルには、天狗をモチーフとしたイラストを採用。

同社では1996年にビール醸造を開始。当初はドイツスタイルのビールを中心に醸造していたが、その後バーレイワインやインディアペールエールなども醸造するようになった。創業140周年を迎えた2012年には、大磯のみかんを利用した発泡酒の醸造を行っている。




プレスリリース（ValuePress！）
https://www.value-press.com/pressrelease/149641

熊澤酒造株式会社
http://www.kumazawa.jp/