名水「伏水」を使った「京都麦酒」を製造する黄桜
8月25日、京都の黄桜が、「黄桜 伏水蔵(ふしみぐら)」をオープンした。新施設では日本酒造りと地ビール造りの両方が見学できる。
黄桜では日本酒の他、1995年より京都初の地ビールである「京都麦酒」を生産している。京都麦酒は日本酒の仕込みに使われている名水「伏水」を使用しており、コクとさっぱり感を併せ持つ、香りのよいビールに仕上がっている。
新施設では、日本酒の醸造工程や地ビールの缶詰作業などが見学できる。施設は5階建て、延べ床面積は5050平方メートル(工場面積3859平方メートル)で、地ビールの醸造能力も向上する。
地ビール製造ラインと吟醸蔵、レストランやショップも併設
見学コースは4フロアで、地ビール醸造所、黄桜の年譜、地ビール充填ライン、吟醸蔵に分かれる。他に、ショップとレストランも併設されている。
伏水蔵は京阪電鉄「中書島」から徒歩約20分、近鉄「桃山御陵前」から徒歩約25分。開館時間は10:00〜16:00まで。見学には電話予約が必要だ。入館料は無料となっている。
国際的な観光都市である京都で、日本酒と地ビール両方が楽しめる施設。新しい観光スポットとして多くの集客が期待できそうだ。

黄桜
http://kizakura.co.jp/ja/