ヨーロッパの野菜「ビーツ」を使ったピンク色のきれいなビール
さいたま市のクラフトビール醸造所「氷川ブリュワリー」で、ビーツを使った赤いビール「クラフトビーツ」が提供されている。
素材のビーツは、サトウダイコンの仲間でアカザ科の植物。赤紫色が特徴で見た目は赤カブのような野菜で、ロシア料理のボルシチなどヨーロッパでは親しまれている。
「クラフトビーツ」はさいたま新都心で行われた「けやき広場ビール祭り」限定で販売されたが、今回、醸造所直結のパブ、「氷川ブリュワリー」で提供されることとなった。ビーツの色と味が最大限に活かされた、ピンク色のきれいなビールに仕上がっている。
地域に愛される名産品としてのクラフトビーツづくり
「クラフトビーツ」のビーツは、市内でさいたまヨーロッパ野菜研究会が栽培したものを使っている。
「クラフトビーツ」と同時に、赤ジソを使った「シソジュース」も季節限定で提供されている。「クラフトビーツ」とともに製造量の少ない希少なものだ。
同店は大宮駅より徒歩7分。徒歩2分の場所にある氷川神社にちなんで、クラフトビール「氷川の社」をつくっている。ビールの原材料は地元産のものを取り入れ、地元企業とのコラボレーションも積極的に行うなど、地域に愛される名産品をめざしている。

氷川ブリュワリー
http://hikawa-brewery.com/