活きた酵母が入った芳香なクラフトビール
12月26日、新潟市に「沼垂ビール」の醸造所がオープンする。
沼垂ビールは、新潟市沼垂出身ので東京在住の代表者が今年2月に立ち上げたビール製造会社。「活きた酵母が入った、芳香なクラフトビール」を楽しむ「場」を作ることを目的に事業を始めた。
これまでは東京でビールの製造を行っていたが、今回、地元での生産に切り替え、名実ともに沼垂産のビールが造られることになる。
醸造所は、新潟駅から1kmほどの距離にある商店街に建設された。醸造所「沼垂ブルワリー」とともに「沼垂ビアパブ」をオープンする。製造されたビールは地域密着型クラフトビールとして、近隣の飲食店やイベントに提供される。
地域密着型のクラフトビール、まちおこしに貢献
沼垂は明治以降、日本酒、焼酎、味噌、漬け物、豆腐などの製造を始め、「発酵の町」として栄えてきた。この歴史を生かし、沼垂ビールでは昔ながらの量り売りや樽売りでビールを販売する。また、醸造所を通して商店街を活性化させ、「発酵の町 沼垂」の観光スポット的な存在にしたいと考えている。
26日には、マイクロブルワリーとビアパブのお披露目会が開かれる。当日は、立ち上げメンバーや市民集団「なじらね沼垂」のメンバー等が集まり、クラフトビールや沼垂ビール、まちおこしについてパネルトークを行う。
ビアパブは新春7日から営業する。
(画像:沼垂ビール株式会社ウェブサイトより)

沼垂ビール株式会社
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