酸味が強い未成熟の青いみかんを活用したエールビール
静岡市のアオイブリューイングから、「青島みかんエール」が登場した。
青島みかんエールは静岡市特産の青島温州みかんをたっぷりと使ったビールだ。未成熟で、通常の工程では摘果として破棄される果実を利用している。生産にはJAしみず柑橘委員会も携わった。
まだ小さく青い未成熟な摘果みかんは酸味が非常に強い。醸造所では、酸味とのバランスを取るため、甘みを強く残した。香り付けと色づけのためみかんの皮も活用した。
静岡初、地元密着型のクラフトビール醸造所
アオイブリューイングは静岡初のクラフトビール醸造所。2014年から醸造をスタートし、同年、醸造所併設のビアレストラン「ビアガレージ」もオープンした。
11月11日には、ビアガレージで青島みかんエールのお披露目会を開催。JA清水や地元放送局からも関係者が集まった。
青島みかんエールはアルコール度数5.5%。酸っぱいだけではなく後味が爽やかで飲みやすいので、飲み過ぎに注意とのこと。
ビアガレージの他、静岡市内のビアバー「グローストック」、「ビアスタンド」、「ビアジャンキーモーテル」で販売されている。
(画像:アオイブリューイング/フェイスブックより)

アオイブリューイング/フェイスブック
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