伊豆の国市、蔵屋鳴沢の「反射炉ビヤ」が飲み放題
9月4日と11日の金曜日、静岡県の
伊豆箱根鉄道駿豆線で、地ビール飲み放題の電車
「2015反射炉ビヤガー電車」が運行される。
このイベントでは、同県伊豆の国市の株式会社蔵屋鳴沢が製造する
「反射炉ビヤ」が提供される。出発地の三島駅から終点の修善寺駅まで、往復約2時間40分の飲み放題だ。
3種類の反射炉ビヤ「駿豆線プレミアム」「太郎左衛門」「頼朝」の他、焼酎やソフトドリンクも飲み放題。三島コロッケなどのおつまみ9種類も用意される。
イベントは8月中の金曜日にも3回開催された。最終回の9月11日には、伊豆の国市時代まつりのプレイベントとして、甲冑おもてなし隊も登場する。
由来は世界遺産登録の韮山反射炉
蔵屋鳴沢の反射炉ビヤの由来は幕末までさかのぼる。伊豆の名代官、江川太郎左右衛門英龍は、国防のために作られた反射炉を使い、西洋技術を取り入れたビールの醸造を始めた。同社はこの功績にあやかり、酵母を生かした無ろ過・非加熱の製法で反射炉ビヤの製造を続けている。
イベントは今回で6年目。今年7月、市内に残る韮山反射炉が、ユネスコ世界文化遺産登録が決定したこともあり、例年に増す盛り上がりが期待できる。
参加費は1人3,800円。定員は120名。2日前までに予約が必要となっている。詳細は伊豆箱根鉄道ウェブサイトにて。
(画像:伊豆箱根鉄道ウェブサイトより)

伊豆箱根鉄道
http://www.izuhakone.co.jp反射炉ビヤ 公式サイト
http://www.kuraya-narusawa.co.jp