秋限定 『パンプキンエール』発売開始!
「いわて蔵ビール」から季節限定の「パンプキンエール(かぼちゃエール)」が10月1日より発売される。
毎年この時季ひっぱりだこの「パンプキンエール」だが、今年も豊かに実った地元のかぼちゃから美味しいビールが出来上がった。
「パンプキンエール」に使われるかぼちゃは、醸造所「いわて蔵ビール」の地元で採れる「南部一郎かぼちゃ」だ。
糖度が18~23度と非常に甘く、生のままサラダにして食べられるほど柔らかい、まるで果物のようなかぼちゃだ。
形はひょうたんのように長ひょろくて「鶴首(つるくび)かぼちゃ」とも言われる独特の形。果肉は鮮やかなオレンジ色をしている。私たちが持っているかぼちゃのイメージとは随分かけ離れているようだ。
そんな珍しいかぼちゃを、丸ごと蒸してビール醸造に使用する。実だけではなく皮まで使うことによって、かぼちゃの甘味の中にほんのりと青臭い苦味が加わり「パンプキンエール」の独特の風味になる。
美しく保全された畑で、伸び伸びとかぼちゃは実る
「パンプキンエール」に使われている南部一郎かぼちゃは、岩手県一関市「骨寺村(ほねでらむら)荘園遺跡」の中にある、由緒正しい畑で栽培されている。
鎌倉時代の景観が今も残っているこの遺跡群は、国によって「国史跡」に指定され「重要文化的景観」にも選定されている。
まさに日本人の原風景とも言えるこの美しい田園は、地元の人たちによって大切に守られている。そして今もなお、作物を育てる現役の田畑として私たちに実りの幸を与えてくれる。
鎌倉時代の人が耕した畑、その同じ畑のかぼちゃで作られた平成の旨いビール!更に深い味わいが感じられ、旅情までもそそられる。秋の旅行は美味しいビールと美しい田園を訪ねてみるのもいい。

いわて蔵ビールHP
http://www.sekinoichi.co.jp/beer/