ほやの煮汁とほや殻でエキスを抽出した琥珀色のエールビール
山内鮮魚店の通販サイトでは、南三陸産の海鞘(ほや)とほや殻から作ったクラフトビール「ほやエール」を販売している。
ほやエールは、醸造段階で麦芽・ホップとともにほやの煮汁を入れて煮込み、ほや殻を沈めてエキスを抽出して作る。琥珀色のエールタイプで、ほやの旨みと爽やかな味わいが特徴だ。
震災で開発中断 復興の努力が実り販売へ
ほやびーるは、南三陸町の山内鮮魚店といわて蔵ビールがプロジェクトを立ち上げ、2010年に販売。しかし、東日本大震災で工場と店舗が壊滅的な被害に遭い、開発は中断された。
復興に向けての取り組みが実り、今年8月、新工場が完成し商品開発が再スタート。ようやく販売にこぎ着けた。
山内専業店の通販サイトでは、ほやエールの他、苦みが少なくフルーティーな香りの「南三陸Weizen(ヴァイツェン)」、牡蠣を使った「南三陸Stout(オイスター)」、アロマホップをふんだんに使用した「南三陸PaleAle(ペールエール)」も購入できる。
ほやエールは1本597円。販売は限定3000本、急いでチェックしてみたい。
(画像:山内鮮魚店通販サイトより)

山内鮮魚店
http://www.yamauchi-f.com世嬉の一酒蔵 株式会社
http://www.sekinoichi.co.jp/