矢筈の滝の湧き水と 県内大麦を100%使用
10月1日、宮崎県の「宮崎ひでじビール株式会社」が、県内産の大麦麦芽を100%使用した地ビール「YAHAZU PILSNER」の販売を開始した。
宮崎ひでじビールは平成22年より、自社プロジェクト「宮崎農援プロジェクト」に取り組んでいる。プロジェクトでは県内の農畜海産物を積極的に利用した新商品の企画・開発・ブランド化を通し、県の一次産業の活性化を目指す。
また、廃棄物ゼロを実現するため、麦芽粕や廃棄酵母を飼料に使う取り組みも行っている。
「宮崎農援プロジェクト」、県内の飲食店限定で提供
「YAHAZU」はジャーマンピルスナータイプのビール。原料の大麦は県内の農事組合法人「はなどう」、井野農園と宮崎ひでじビールが連携して生産・供給体制を構築した。
ホップはハラタウホップとザーツホップを使用。酵母は自家培養のフレッシュラガー酵母を使用した。水は、醸造所がある行縢山の矢筈の滝から流れる湧水が使用されている。
「YAHAZU」は330mlびん、アルコール度は5%。飲食店限定の業務専用ビールで、小売り販売はしていない。
延岡市、日向市、宮崎市、高千穂町、門川町、西都市の飲食店で取り扱う。今後、都城、小林など県内全域で取り扱い店舗を増やしていく。

YAHAZU PILSNER
http://hideji-beer.jp/yahazu/