「醸造する町 Brewing Tono」 ビール醸造で地域再生
岩手県遠野市に、ビールによるまちづくりプロジェクト「醸造する町 Brewing Tono」がスタートした。
プロジェクトは株式会社Next Commonsと遠野市を中心に、キリンビール株式会社、キリングループなどからのサポーターとともに進められる。
遠野市はホップの一大生産地。栽培面積は全国1位で、半世紀にわたりホップを作り続けてきた。しかし、高齢化と後継者不足による生産者の減少で、生産を継続することが難しくなってきている。
この状況を解決するため、行政・企業・生産者などが連携し、プロジェクトがスタートした。ビール醸造を地域産業として育て、文化として根付かせることを目的としている。
醸造家とホップ栽培農家を新規採用、全面的にサポート
プランでは、今後5年間で10軒のマイクロブルワリーを立ち上げる。他に、ホップ畑を巡る「ビアツーリズム」、遠野の農作物を活かしたビールに合うフード開発、遠野産ホップの世界ブランド化などを計画している。
また、プロジェクトの中核を担う醸造家とホップ栽培農家の新規採用と人材育成にも力を注いでいく。既に10月から2名が、醸造家のインターン研修を始めている。
プロジェクトは遠野を拠点とするNext Commonsを中心に、各パートナーがそれぞれの技術と知恵、知見とネットワークなどを最大限に活かし、官民協業の地域活性プロジェクトとして推進する。
(画像はプレスリリースより)

PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000019525.html醸造する町 Brewing Tono
http://brewingtono.jp/